「ケツ毛バーガー事件」という言葉をネット上で見たことがある方は多いのではないでしょうか?
その元ネタは信じられない程恥ずかしい村岡万由子さんという女性の流出画像事件です。
村岡万由子さんが被害に遭ったケツ毛バーガー事件の原因や経緯、被害の影響などを紹介しながら、事件後の現在の彼女の悲惨な状況について探ってみましょう。
画像流出やリベンジポルノなど、SNSトラブルの危険性や予防策も考えます。
また、mixiにも及んだ事件の影響や、他の画像流出事件についても取り上げます。
流出の原因となった彼氏の白鯛素久さんと被害者である村岡万由子さん。現在はどんな暮らしをしているのでしょうか?
- 村岡万由子さんが被害者となったケツ毛バーガー事件とは?
- ケツ毛バーガー事件の起源と元ネタ
- 村岡万由子さんのプロフィール情報まとめ
- 事件後、村岡万由子は学校カウンセラーとして働き、その後介護職に転職
- なぜ村岡万由子の写真が流出したのか?ケツ毛バーガー事件の真相
- 彼氏、白鯛素久は被害者?それとも加害者?
- 写真流出だけでなく会社情報も漏洩
- 白鯛素久の現在
- 村岡万由子のようにヌードを撮らせてしまう女性心理
- 写真を流出させた犯人は誰?
- 村岡万由子さんの画像拡散事件の真犯人「織茂由弦」
- 村岡万由子さんはマスコミに傷つけられた
- 村岡万由子さんの自殺報道
- 村岡万由子さんの現在
- 村岡万由子さんの写真はネット上で見れる
- 流出写真は今でもインターネット上に大量に存在
- ケツ毛バーガー事件は漫画にもなった
- mixiも株価に大ダメージ
- 絶えないSNSトラブル
- 村岡万由子の悲劇が繰り返されない対策は何か?
- リベンジポルノを理解して!
- 村岡万由子以外にも類似の画像流出事件はある?
- チンコルド監督
- ケツ毛バーガー事件の余韻と現在
村岡万由子さんが被害者となったケツ毛バーガー事件とは?
村岡万由子さんは、ケツ毛バーガー事件の被害者です。しかし危機管理意識の無さからこの事件が起きたともいえるため、ある意味自己責任である一面もあります。
ケツ毛バーガー事件とは、彼女の彼氏である白鯛素久さんのPCに保存されていたプライベートなセクシーな写真(村岡万由子さんが陰部を開いて見せる写真)がウイルスとハッカーの影響で流出し、個人情報も特定・流出した事件です。
今回はの記事では村岡万由子さんの現在の状況や事件についてご紹介します。
信じられない程恥ずかしい事件
この事件の異名を知らない方には、どのような事件だったのか想像がつかないでしょう。
村岡万由子さんはこの事件の被害者であり、彼女の過ちを追及するとすれば、彼女の危機管理能力が弱かったことと言えるでしょう。
この事件は概要を知るだけでも、誰にでも起こりうる事件として世間に被害をもたらしました。
ケツ毛バーガー事件の起源と元ネタ
ここからは、どのような事件なのか、なぜこの名前がついたのか、村岡万由子さんに具体的に何が起こったのかをわかりやすく説明します。
そして皆さんにもう一度認識してほしいことがあります。男性も女性も被害者であることも加害者であることもあり得るのです。
現代社会で起こりうる悲しい事件であり、便利になった分リスクもあることを理解しましょう。
ケツ毛バーガー事件という名前はネット民がつけたもの
この事件の名前は、初めて見た人なら誰もが気になる名前です。
命名センスはっきり言って天才としか言いようがありません。
最初はハッカーであるネットユーザーが流出した写真を発見し、それをネット全体にアップロードされたことが事件にきっかけです。
村岡万由子さんの裸の背部とお尻の部分がハンバーガーのバンと見比べられ、そこから見え隠れする陰毛がお尻の毛に似ていることからこの名前がついたのです。
この名前で呼ばれるようになった事実も、被害者の村岡万由子さんの傷は深いものです。
それにしても彼氏の白鯛素久さんは村岡万由子さんのケツ毛バーガーを何故写真に納めようとしたのでしょうか?
性的に興奮した状態で正常な頭では無かったことが容易に想像できます。
村岡万由子さんの猥褻な写真が彼氏のPCから流出
どこから流出したのか気になりますね。詐欺や事件に巻き込まない限り、そんな写真が出回ることはないだろうと思いがちです。
流出元は、当時付き合っていた彼氏の「白鯛素久」さんのコンピュータからの流出でした。
時期は2016年10月。白鯛素久さんは決して自分の写真を流出させるつもりはありませんでした。
不運な事故が重なってしまいましたが、詳細は後ほど説明します。
村岡万由子さんの個人情報も次々と流出
白鯛素久さんのコンピュータから流出した写真は彼と共に去り、許可なく見つかった犯人によって写真はさらに拡散されてしまいます。また、SNSの便利すぎる側面もあいまった、ネット民は村岡万由子さんの個人情報に辿り着いてしまいました。
村岡万由子さん自身が自分の写真と共に広まってしまった個人情報を止めることはできません。
情報がオンライン上に流れたら、完全に消えることはありません。デジタルタトゥーと言われる現象です。
村岡万由子さんのプロフィール情報まとめ
彼女が狙われた理由も、その容姿と関係しています。
可愛らしい容姿ゆえに、嫉妬から写真が拡散されたのです。どのような女性だったのでしょうか。
- 村岡万由子(むらおか まゆこ)
- 生年月日:1982年1月10日
彼女は普通の一般人であり、被害者のボーイフレンドについてはあまり情報は知られていません。上記の情報も事件が発覚した際に流れたものでしょう。
一流の大阪府立三国岡高校出身
村岡万由子の学歴には注目すべき点があります。有名な公立進学校として知られる大阪府立三国岡高校を卒業しています。
現在の標準偏差値でも73を誇ります。同じ高校を卒業したアナウンサー藤井久儀もいますが、彼は卒業後に慶應義塾大学に進学しています。慶應義塾大学は言うまでもなく日本を代表する有名大学です。
大阪市立大学心理学部に入学
大学進学後は、大阪市立大学心理学部を選びました。もしかしたら、彼女たちはこの時点で未来に対してある程度漠然とした決意をしていたのかもしれません。
心理学を学ぶ人々の中には、キャリアパスや職業を決めていくための研究をする人も多いです。学校を卒業した人々の中には公務員などの仕事が見られることが多いです。
困難な成美大学教育学部に進学
大学を卒業した後、すぐに就職せずに大学院へ進学します。成美大学教育学部は、公務員の資格を重視しており、2010年と2011年には教員就職率で全国1位を獲得しています。
いずれにしても国家資格を取得することを目指していたのかもしれません。
徳島県警察に就職し、少年専門の補導員になる
最終的に選んだ職業は、警察官、つまり公務員です。2006年4月に徳島県警察に就職し、少年補導員として働きました。心理学を学ぶことがこの仕事に役立つでしょう。
彼女が警察官になるという一直線の姿勢が見えます。彼女のキャリアの一つ一つが努力を重ねてきたことを示しています。
少年補導に務める警察官がケツ毛バーガーの写真を撮られて楽しんでいた…なんとも言えない感情になります。
事件後、村岡万由子は学校カウンセラーとして働き、その後介護職に転職
噂はありませんが、村岡万由子さんは引退後、小学校のカウンセラーとして働いていたという話もあります。今までの経験はきっと役に立ったことでしょう。ここまでの背景は不明です。
彼女はカウンセラーとして長く働かず、介護の仕事に転職したとのこともあります。
なぜ村岡万由子の写真が流出したのか?ケツ毛バーガー事件の真相
ここからは、事件の真相に少しずつ近づいていきましょう。
なぜ彼女の彼氏である白鯛素久と村岡万由子の写真はものすごいスピードで世界中に広まったのかを理解しましょう
村岡万由子さんの写真流出事件の原因はコンピュータウイルスにあり
一番の原因は白鯛素久さんがコンピュータについての危機感を持っていなかったことであり、情報の取り扱いにおいて彼のだらしなさが浮き彫りになっています。まず、白鯛素久が使用していたコンピュータは既にウイルスに感染していたのです。
そのコンピュータがウイルスに感染していた理由は、白鯛素久さんが定期的に「Share」という共有ソフトを使用していたことによります。共有ソフトといえば、写真や動画を無料で共有できるという利点があります。
しかし、著作権侵害などの問題により、存在そのものをあまり考えていない人もいるのも事実です。
恨みを持つ人物によってウイルスが仕掛けられた
数年前に遡り、あるハッカーによって共有ソフト「Share」を使用した違法なダウンロードやゲームプレイを行う人々への罰を与えるためにこの「Share」に対して仕掛けられたのが、「ケツ毛ウイルス」と呼ばれるものです。
白鯛素久が撮影した村岡万由子さんの写真がこのウイルスに感染したことで、メール形式で散らばる結果となりました。
自衛隊の機密情報や企業の顧客データなどの機密情報を漏洩させるほどの威力を持ったこのウイルスに、一般人ではどうすることもできませんでした。
写真流出事件の原因はファイル共有ソフトの利用
重要な写真は、自分でなくなってしまわないように、パソコンやSDカード、スマートフォンなどでGoogle PhotosやiCloudなどのクラウドサービスにバックアップすることを、皆さんはおそらくされているのではないでしょうか。
同様に白鯛素久も大切な写真をどこかに保存しようと考えていたのでしょう。「Share」というのが上で挙げたファイル共有ソフトでなかったら、騒動はこんなに大きくなっていなかったはずです。
しかし、彼はデータを共有するソフトウェアのリスクについてある程度知っていたに違いありません。
それは完全に白鯛素久のミスであり、投稿すべきではなかったのです。
彼氏、白鯛素久は被害者?それとも加害者?
あまりにもだらしのない管理や知識不足で情報をコンピュータに取り込んでしまった白鯛素久も、この事件の被害者といえます。
しかしそれと同時に彼女である村岡万由子さんの人生を台無しにした加害者であるとも言えます。
村岡万由子の交際相手、白鯛素久について
交際していた白鯛素久は、村岡万由子とは異なる職業の方でした。
彼は三洋電機に勤めている社員でした。彼らは写真撮影が好きで、どこかに出掛けるたびに写真を撮っていたようです。
村岡万由子さんの写真が漏洩したことについて、彼の過失は大きく、彼が犯人であるとも言えます。
被害者として側面も大きく、彼女の身元が漏洩する前に、彼の個人情報も漏洩によって危険にさらされてしまったということです。
写真流出だけでなく会社情報も漏洩
もう一つは、彼が働いていた三洋電機という会社に関する情報でした。
どんな会社も、会社の情報を持ち込むには許可が必要です。例外は一切なく、三洋電機もそれに対応しており、上層部の許可が必要でした。
しかし、白鯛素久は会社の許可なしに会社情報を持ち出してしまったのです。既にパーソナルコンピュータに感染している「ケツ毛ウイルス」のために、会社情報も漏洩してしまったのです。
厳しい処分が白鯛素久に下され、彼は退職することになりました。
白鯛素久の現在
流出事件が発生した後、村岡万由子と白鯛素久との関係は修復することができませんでした。
彼女はこの事件のことを思い出しながらも退職せざるを得なかったのです。
現在の白鯛素久は、珍しい名前「白鯛素久」を持っていることで、この事件の注目の目から逃れることはできないと悟ったのではないでしょうか。
また、既に結婚し、養子縁組などをして、姓を変えているとの噂もあります。同じ名前ではさすがに生活できませんが、現在の本名は特定されていません。
村岡万由子のようにヌードを撮らせてしまう女性心理
こうした事情に従えば、「信じられない」という女性側からの声が何人か上がるかもしれません。
これは、恋人に自分のヌード写真を撮らせる行為自体があまり多くないからです。
しかし、今の世の中で「リベンジポルノ」という言葉が知れ渡るほど、現代社会における深刻で身近な事件です。
ヌード写真を撮らせる女性は実はかなり多い
「リベンジポルノ」が世間で認識されてから、容易に公になってしまうインターネット社会に驚かされるばかりでなく、それを許してしまっている村岡万由子さんのような女性の心理にも注目が集まっています。
アンケートによると、6人に1人の女性が恋人にセクシーな写真を撮らせたことがあると言われています。
なぜ許してしまうのか
もともと恥じらいなどの感情が働き、許可が出される場面や状況は少ないと思いがちです。しかし、人間の心理は複雑であり、状況によっては大胆になり、普段の思考が通じないこともあります。
それを見事に当てはめているのは、将来を考えずに彼氏に感情を許した先に行き着いてしまい、撮影される結果になってしまったのです。
また、恥ずかしい写真を撮られること自体に性的興奮を覚えるというケースもあります。
さまざまな心理が働く
さまざまな心理が働いていることは理解できます。具体的には、どのような状態で思って許可を出してしまったのでしょうか。その心理状態を理解することができれば、村岡万由子さんのような被害者を防ぐことができるかもしれません。
・相手に嫌われたくない
・押しのけられて許可する
・自分から送る人もいるの?
上記の理由が主に写真を撮らせる結果に繋がっていくようです。2つ目は彼氏との関係が深く関与していると思われますが、3つ目はどうでしょうか?
実は、女性にも「自分を見てみたい」とか「興味を引かれたい」といった自己願望が強い人もいるようです。恋愛に利用することはあまりにも危険ですが、自己願望が強い人が自ら送ってしまうケースもあるようです。
注意深く。将来を考えた行動を
パートナーがいる場合は、相手の気持ちに寄り添って、その気持ちに回答してみるのは素晴らしいことです。しかし、実際には私の相手には有利に働き、危険要素があるかどうか再度考える必要があります。
特に、女性は事件自体よりも心理的により多く傷つきがちです。自分をある程度自分で守るために、この事件がどのように展開していくのか見守りましょう。
写真を流出させた犯人は誰?
冒頭で述べたように、村岡万由子さんは2つの不運な事件に見舞われてしまいました。一つ目は、彼女の彼氏が予期せぬ場所で写真情報を流出させたことです。
しかし、写真の流出で終わった場合、それほど重要ではなかったかもしれません。問題は、流出と同時に「個人情報の拡散・特定」が行われたことです。
なぜ個人情報の特定が可能だったのでしょうか?ここで明らかになるのは、SNSの「mixi」の存在です。mixiはSNSでも有名で、招待制であったため、多くの人が実名で登録していました。
村岡万由子さんの画像拡散事件の真犯人「織茂由弦」
実際に写真や個人情報が拡散されたのは、SNSのmixi内でした。
今回の写真の流出と共に、白鯛素久の会社情報も流れましたが、真犯人はそれに目を付け、mixi内で白鯛素久さんを特定することから始まりました
そこから、村岡万由子さんの個人情報も特定し、「亞門(Amon)」というハンドルネームでmixiのコミュニティースレに居座り、写真を投稿し続けました。
元々亜門はウイルスやShareの存在を知っていた。「Amon」はハンドルネームで、本名は「織茂由弦」です。
mixi退会後も拡散は続く
織茂由弦はmixiを退会させられても、アカウントを変えて乗り込み、村岡万由子さんの写真の拡散を止めようとしなかったのです。
これに便乗して他のユーザーたちも次第に広めていき、もう止めることが不可能となってしまいました
2012年に織茂由弦は逮捕
織茂裕司はShareソフトやウイルスの存在を知り、他の共有サイトで違法なわいせつ画像を入手し、会社を設立して販売しました。
設立した会社は「東洋商事株式会社」で、3年間の収入は7000万円近くにもなり、わいせつな電磁記録媒体の公表の疑いで逮捕されます。彼らは「二萬チャンネル」というサイトを運営していたようです。
逮捕状が出た時、織茂裕司はタイにいたが、強制送還されて羽田空港に戻りました。そのまま、彼の身元を京都府警察が確保。
この事件は、タイの警察署と連携してのサイバー犯罪逮捕が初めて行われたと言われている歴史に残る事件となりました。
村岡万由子さんはマスコミに傷つけられた
女性にとって非常にデリケートな事件なので、マスコミは配慮するだろうと思われますが、まだまだインターネット犯罪の始まりであり、この事件のような話題性の高さからか、マスコミも直接写真を載せることで事件に加担しました。
今思えば、被害者としての認識がマスコミに浸透していなかったのか、あえてこういう手段に出たのかは不明ですが後に批判を受けることは明白でした。
現在では、被害者の写真が公に露出しないように注意が払われるようになりましたが、この事件に関してはマスコミのせいでインターネットを使わない人々にまでこの事件の存在が広まってしまった結果となりました。
村岡万由子さんの自殺報道
報道や中傷によって、被害者が自殺に追い込まれるケースは残念ながら多く存在します。
彼女の場合も、その例外ではなかった。
彼女のケースはあまりにも騒動が大きくなり、彼女が自殺したと誤報されたこともありました。
被害者であるにもかかわらず、大衆はいい加減なマスコミ報道に言葉を失いました。
村岡万由子さんの現在
村岡万由子さんは大変な苦労をし悲惨な人生を歩んできまし。
2023年現在、彼女の具体的な現在の生活状況などは分かっていませんが、断片的な情報は出ています。
可能な範囲で村岡万由子さんの現在を追いましょう。
事件後、徳島県警を退職
警察官という職業柄、この仕事を続けるのは難しいと思われたようです。
警察を退職することは必然でした。警察に転職してからわずか6か月後に起きた事件は、後悔の一言に尽きるのではないでしょうか。
村岡万由子さんはこの仕事に一生懸命取り組むことを目標にしており、彼女の経歴を見ればその努力が分かるのでそれも相まって彼氏の責任は重いものです。
現在は介護の仕事についている?無職という噂も
少し前に触れた介護職についたということは、噂の範疇を出ていません。
また、女性であるため、社会復帰するのは精神的に難しいため、無職である可能性も噂されている。
最新の情報は2018年7月の2ちゃんねるに村岡万由子さんのスレたち、新たな彼氏がいるという内容が投稿されていました。
掲示板では誰でも投稿できるため、信憑性は低いですが、彼女が幸せであることを願います。
新しい彼氏にはケツ毛バーガー写真を撮らせていないことだけは間違いないでしょう。
白鯛素久との結婚はどうなった?別れた?
残念ながら、村岡万由子さんと白鯛素久さんの交際関係は続いていません。
村岡万由子さん側から白鯛素久への連絡が途絶えているという情報もあります。
実際に事件の後、別れたのか、それ以降結婚したのかは分かりません。
約10年が経過した今も、まだ多くの人々が気にかけてくれていることは、彼女にとって幸せなことなのか不幸なことなのか…
村岡さんは将来的には皆がこの事件を忘れることを願っているでしょう。
村岡万由子さんの写真はネット上で見れる
10年近く前の写真ですが、今でも好奇心から画像を見たいと思う人はいるでしょう。
実際にその当時は、多くの人が好奇心から画像を拡散していました。
主犯が別の事件で逮捕されたとはいえ、織茂由弦が世間を驚かせ、拡散した人は多かったのが事実です。
この事件の重さを、現在流出した写真や画像がどうなっているのか含めて再度確認していきましょう。
流出写真は今でもインターネット上に大量に存在
残念ながら、村岡万由子さんの写真は今でも見ることができます。
村岡万由子さんの名前やケツ毛バーガー事件を検索すれば、今でも新聞記事や写真が出てきます。
今やサイバー犯罪を専門とする警察でも完全にインターネットから消すことは不可能になっている状況です。
彼女の勤め先は警察ですので、もしもみ消せるのであれば、大事になる前に何かしてくれていたでしょう。しかし実際にはそれほど簡単ではないどころか、消すことは不可能なのです。
村岡万由子さんの流出写真は消えない
流出したものは一度こぼれると消えないからこそ、デジタルタトゥーとも言われるのです。
どれだけ消しても、画像を保存できるコンピューターや媒体にあれば、何度でも取り出されます。
闇深さはそこにあります。何も自分に非がないのにも関わらず、ネット上に情報だけが残ってしまったという例も多く存在するのです。
本来私たちの生活を豊かにするはずのインターネットが、使い方を間違えると傷つけるナイフとなってしまうのは本当に怖いことですよね。
ケツ毛バーガー事件は漫画にもなった
衝撃的な写真とともに出てきたこの事件は、漫画にもなっています。
文字で読むよりも一括で見ることができるので、
文字だけでは理解しづらい人には、漫画で詳細な事件を知りたい人には良いかもしれないです。
mixiも株価に大ダメージ
もう一つダメージを受けたのはmixiです。この事件が起きるまでは、コミュニティサイトとしてかなり有名でした。
この事件により、ユーザーの不信感が高まり、被害者がサイトで保護されず、契約条件による責任が正当に与えられないことに気づいたためです。
さらに、2ちゃんねるの調査では、mixiのコミュニティが犯罪の温床だったことがわかりました。
また、彼らはmixi内で犯罪を誇示していたことも発見され、mixiの運営側は対処を迫られました。
mixiの株価が暴落寸前
そしてついに、運営側も怪しいアカウントを削除し始めますが、健全なアカウントまでも削除するという失敗を犯します。そこから信頼は着実に低下し、影響を受けたのは株価でした。
320万円だった株価が一気に200万円に分割されました。セキュリティは、不特定多数のメンバーを集めるために招待制という形で保護され続けていましたが、実名登録を勧めるようになりました。
そのためには、個人をより保護する免責条項を設け、セキュリティの側面を強化する必要があります。
絶えないSNSトラブル
SNSからの被害に関しては、一言で表すことができないものもあります。この事件のように深刻になる事例もあれば、リアルタイムで見られることから友人や恋人とのコミュニケーションに干渉する事例もあります。
具体的には、どのようなトリガーがあるのでしょうか?
誰でも見ることができることが起こるトラブル
少しでも利用すればトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。難しい問題ですが、友人と外食に行ってその様子を許可なく投稿した場合、信頼を失うことがあります。
インターネット上では、みんなが異なる価値観を持っており、許可なく写真を投稿すれば待ち受ける結果がどんなものかを知っている人も少なくありません。
有名人の子供などがプライバシー保護のためにスタンプで加工した後で投稿するといった場所もあります。
情報を見つけると脳汁が出る
これは人間独特の問題でもありますが、人々は良い話を聞くよりも悪い話に興味を持ちやすい傾向があります。
自分の信念に触れるような情報が含まれていれば、知らぬうちに目を奪われてしまうことも避けられません。
ただし、単にその情報を閲覧することと、それを広める行為の間には天と地ほどの違いがあることに注意してください。
特定することの快楽
もう一つは、現在は情報社会であるという点です。単なる一枚の肉でもどの店で売っているかが特定できる恐怖もあります。それならば、投稿するのをためらうでしょう。
さて、具体的にどのようなことができるのかを話していきましょう。
村岡万由子の悲劇が繰り返されない対策は何か?
これまでソーシャルメディア被害の原因について話してきました。常に対策を考えるとき、なぜこのような事件が起きるのか具体的な例を明確に示さないと、真実味がなく、危機感を感じにくい傾向があります。
十分に伝わったと思うので、村岡万由子さんのような悲しい結果を自分自身が迎えないように自己保護する情報を見てみましょう。
怪しいソフトウェアは使用しない
今回作成された共有サイトは「シェア」と呼ばれています。しかし、この他にも「Winny」など、グレーな共有サイトがたくさんあります。
逮捕当時、卸売りをしていたのもこの共有ソフトでした。「Dropbox」というものが有名ですが、リスクがあまり高くないために使用するユーザーが多いようです。
重要なのは、共有ソフトがしっかり信頼できるかどうかを判断することです。
裸などのデータは残さない
押しが苦手な女性たちに、ぜひ大声で言いたいです。親しいパートナーであっても、裸などを写真に撮らせないのが一番です。
それでもどうしても撮られてしまった場合、ただ流されていくのはやめましょう。すぐに削除しましょう。データが残っていると、漏洩します。ソースデータがなければ、広がったり流出したりしません。
そのために、断るのに良い方法を考えてみましょう。女性の場合、「誰にも見られたくない!」と言ってください。愛もパートナーに伝わるでしょう。
リベンジポルノを理解して!
無理矢理撮影された映像や、別れた後に怒りに任せて画像が拡散される事件は耐えられません。主に女性が被害者となるケースが多いです。
プライベートな写真を何人もの無関係な人に見られることが、どれだけ精神的に苦痛なことであるかは言うまでもありませんが、実行している犯罪者が特定されているところで行われている卑劣な犯罪です。
そんな「リベンジポルノ」に利用される可能性もあるため、捌き残りを残さないためにも、撮らせないようにしましょう。
一度流出してしまえば、写真をすべて消すのはほとんど不可能です。自分の認識を得るために自ら送る人もいますが、自己アピールをする他の方法を見つけましょう。
リベンジポルノを有名にした事件もあります。興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。
村岡万由子以外にも類似の画像流出事件はある?
ソース:
村岡万由子さんだけが画像流出事件の被害者ではありません。おそらくもっと多くのケースがあるのに、なかなか明るみに出ない事例も多いです。
万由子さんの場合は、容姿や職業の予想外さからトラップにはまったようですが、他の流出事件にも目を向けてみましょう。
写真袋画像流出事件
PCではなくスマートフォンアプリで流出した事件もありました。ケツ毛バーガー事件との事情は似ている部分も多いです。アプリの名前は「写真袋」から流出したため、「写真袋画像流出事件」と呼ばれています。
このアプリはGoogle Playで人気を博しており、友達同士で簡単に写真を共有できることがセールスポイントでした。また、セキュリティ面において、好意的な「標語」だけで共有することができるという、女の子たちにはとても好まれることができました。
高い匿名性を持つアプリであれば、身元を割れさせることも困難ですので、裏で多くの児童ポルノ画像が配布されていたようです。この事件のきっかけは、「パスワード」が特定されたことです。
特定された男性が約700枚の写真を投稿し、その中には彼女との間で多くの猥褻画像が含まれていることがわかりました。結果的に、男女の住所も公開される事態に陥りました。
チンコルド監督
それは、大手メーカーの社員が行った行為としてネットユーザーたちを沸かせた事件です。当時25歳のチンコルド監督こと加藤選手は、大手部品メーカーの「東海化学社員」として働いていました。
彼女との活動の動画は50本以上あり、彼女の友人たちの住所や家計簿など全てが流出しました。PCはPC上の画像を管理したり、「winny」を使ったりすることで金玉ウイルスに感染していたのです。
そこからすべてが漏れ出し、彼の会社にも電話があるほどの騒ぎになりました。被害女性の自宅も特定されてしまいました。
ケツ毛バーガー事件の余韻と現在
ケツ毛バーガー事件の余波は今もなお続いています。事件後、村岡万由子は一度は消えたかに見えましたが、彼女がどのように過ごしているのかは謎のままです。
しかし、この事件をきっかけにリベンジポルノの問題が注目され、法的な取り締まりが強化されるなど、社会的な影響を及ぼしました。
現在、村岡万由子は過去のトラウマを克服し、幸せに暮らしていることを願っています。
リベンジポルノ、mixi、白鯛素久…事件の波紋
このリベンジポルノ事件が発覚したのは、まだmixiがSNSの最先端とされていた時代でした。この事件により、村岡万由子だけでなく、彼女の友人や家族、さらには関係のない人々までが巻き込まれることとなりました。